サラフィアー

グローリー/明日への行進のサラフィアーのレビュー・感想・評価

グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)
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あらすじ(HPより)1964年ノーベル平和賞を受賞したキング牧師は、翌65年、黒人の選挙権を求める525人の同志と共に、アラバマ州セルマから州都モンゴメリーまで80キロのデモ行進を始めるが、そこに待ち構えていたのは白人の州警察と民兵隊だった。次々と黒人たちが殴り倒されていくニュース映像が全国に流れ、テレビの前の全米7,000万人が衝撃を受ける。
「肌の色など関係ない。人は皆平等だと信じるならば共に行進しよう」キング牧師の呼びかけに、全国から続々と人々が集まってくる。翌日、黒人と白人、男と女、大人と子供がしっかりと腕を組み、彼らは再び歩き始めた─。
(http://glory.gaga.ne.jp/story.php)

キング牧師がセルマに向かうことを決意して、大行進が行われるまでの物語。
すでに与えられているはずなのに、実際は奪われている権利を取り戻すことに、どれだけの犠牲を払わなければならないのか。自身の影響力ゆえに大切な家族や自分を信じる人々を危険に晒してしまうことに苦しみながらも、強い意志と言葉で前進し続けたキング牧師の人物像を知れる良い映画になってたと思う。

黒人の問題からアメリカの問題へ発展していく様子に感動する。
道半ばで失われていく命はあまりにも辛いしあってはならないことだけど、
その人たちや家族全員の苦しみや悲しみを報道を通じて多くの人が知ることの重要性を再確認した。

ティム・ロスは本当に悪い役多いな(笑)