JTKの映画メモ

カフェ・ド・フロールのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

カフェ・ド・フロール(2011年製作の映画)
4.2
ちと気が早いけど今年のベスト1決まってまった。
てか今のところのベスト1。

1969年のパリ。現代のモントリオール。時代も国も違う二つの物語が交差しながらもやがては予想だにしない展開を経て収斂する。
先の読める映画が多い中、これはいい意味で期待を裏切られた。
うーん。何言ってもネタバレになるんで、なーんも言えんなー。(^^;;
差し障りないところで言うと、ピンク・フロイド、キュアー、シガーロスなどの音楽の使い方とセレクトが絶品!音楽好きにもツボではないかな。
またヴァネッサ・パラディがめっちゃいい!ステージではゴーシャスなヴァネッサも化粧っ気のないスクリーンでは薄幸な役柄がとてもよく似合う。空きっ歯だしね。でも可愛い。
あまり映画を観て教訓めいたことを思わんのだけど、赤の他人なのに出会うべくして出会って、さらに生きることを共にするって相当大したことなんだなぁ、と思ったり。

(ここからはネタバレ絶対注意)
あのハンサムさん、最後は飛行機事故で死んじゃうんでしょ。あはは。(^^;;