インタビューを通して夫を殺した女性の背景と顛末を描いた本作はピンク映画として公開された🎥
なのでベッドシーンはそれなりに多く、加えて夫殺害シーンもハードなんだけど、先に書いたインタビューのやり取りが淡々としてる影響か、なぜか映画全体は乾いた印象が強い。
そこが面白く、そして怖い。
女性をインタビューする編集者を演じている平泉成がオウム返しのような質問するのが、じわじわと映画の深みを増している気がする。
サトウトシキ監督とシナリオの小林政広のコンビ作品を観るのは初めてだけど、本作はそのなかでも傑作と評価されてるようだが、それも納得の仕上がりだと思う。