平泉成と長宗我部陽子の切り返しや徐々に滲んでいく夏の景色が素晴らしい。バナナジュースや父親、海、全てが過去で郷愁。何もかもが思い出であり死体ですら記憶としてカットに残る。テープレコーダーはあっさり…
>>続きを読む丁寧に描写される長曽我部蓉子の歩行は、行くあてもなく街で立ちんぼしようと海へ行こうと全く意味を持たず、強制的に自宅かホテル、またインタビューされる喫茶店に引き戻されるのであって、ホテルへ行くもしく…
>>続きを読む記者が殺人を犯した女に淡々とインタビューするだけの内容なのにずっと面白い。無表情を保ちながらも呆れや憤りを薄っすらと滲ませる平泉成の熟達した芝居。それに対する長曽我部蓉子の虚無と諦念が入り混じった「…
>>続きを読む日本映画専門チャンネルにて鑑賞
番組案内の「サトウトシキ監督・小林政広脚本コンビで送る名作 」という謳い文句に惹かれて観たんですが、私はさほど良くなかったです。
もちろん悪くないのですが、ピンク映…
インタビューを通して夫を殺した女性の背景と顛末を描いた本作はピンク映画として公開された🎥
なのでベッドシーンはそれなりに多く、加えて夫殺害シーンもハードなんだけど、先に書いたインタビューのやり取り…
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日本映画専門チャンネル
【脚本家 小林政広の仕事】
金属バットのキンキンていう音がやけにリアルで、浴槽に放り込まれた死体も生々しい。井の頭公園バラバラ殺人がモチーフとは。音楽も良かった…