デザイナーが変わってもブランドの伝統が変わらないのって凄いよな。
オートクチュールの老舗であるディオールの魅力は節度ある装飾性と豪華さ、そしてロマンチック。
私がChristian Diorを知ったのは今から30年前、当時父親と毎週楽しみに観ていた『ファッション通信』のコレクションだったと思う。
その頃から所謂“フェミニン”“ロマンティック”が大好きだった私にとっては本当に憧れの世界観で今も大好きだ。
実際には超庶民なのでオートクチュールはおろか、プレタポルテだって死んでも手が届かず、せいぜい頑張ったご褒美にコスメをちょろちょろ購入するくらいである。
そんな私でもやっぱりお針子さん達や関わったチームの皆、ラフの想いには心打たれる。
美し過ぎて涙が出そうになる。
というか最後は泣いてしまった。