このレビューはネタバレを含みます
一見の価値あり。
上映時間は長かったけど、怒涛の展開であっという間に時間がすぎてた。
迫力もある、画の怖さもある、メインどころのお芝居もうまい、話しの広げかた・特に最初から流れに乗せるまでは一気にもっていかれる。
この画、どうやってとったん！？てきになるものもおるし画面も綺麗。
おもしろかった！
マイナス点とすれば後半の展開をもっとやりすぎるくらいまでいってもよかったか。
前半が前半だけに、それ以上でこいよ。というきもした。
ネタバレ
ただ、絹子役が不気味さはあるものの芝居は？となったかな。
貝沼も不気味だったが、みんなが恐れているほどの残忍さもみれず（倫理的に見せれないかもだが）、貝沼の記憶を最後までみきって発狂するという設定が、前半と中盤のエグさの方が勝っててストンと入ってきにくかったかな。
貝沼の薪に対する気持ちも描きかたが少ないかな。
絹子の終わりかたも消化不良。貝沼との接点あってどーなの？
あと、ラストの幸せな記憶の演出は蛇足感。アレで青木が泣いてfinてのもちょっと不明。
ストーリー展開がかなり引き込まれただけにラストがもう少し。
ずっと書いてるけど前半は秀逸。
けど実際に記憶の移植が現実化したらこういう倫理問題とかあるのだろうなとか、リアルでおもしろいよー。
