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母と暮せばのスのネタバレレビュー・内容・結末

母と暮せば(2015年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

いつか見るとずっと温めていたけど遅ればせながらやっと見ました。
とにかく涙が出るシーンが多い、こんなに泣くとは思わなかった。最後の終わり方もてとても丁寧でした。

相葉ちゃんによる伝説の「まちこがね」のシーンはちょっと笑えたし、こちらも伝説の「まちこは好きな人、おっと?」のシーン。

全部のシーン良かったんだけど、いくつかあげるとしたら個人的には1番最初のニノの「母さん、母さーん」って何回も呼ぶかわいさ。あなた本当の年齢何歳よ?学生に憑依してるわちゃんと。
あと、「3年も待ったとよ」って登場するシーン、最初の吉永小百合さんとのかけあいでたくさんおしゃべりするシーン、陣痛始まったって呼びに来た男の子に変顔するところ。
1番は、「まちこのめがねにあうのは、それは僕だよ」って感じのセリフ。グッとくる。

それで「まちこだけ幸せになって。代わって」って最後に恨めしく?思っちゃうところ、もちろんずっと考えてたけど、最後に母親として息子のことを大切にする気持ちが出たところも涙。
それからもう会いに来れないかもって理由「もう僕'たち'の世界に来てる」からが丁寧で。

全然うまくまとめきれないけど、吉永小百合さん素敵だなあ、黒木華ちゃんかわいいなあ、ニノはやっぱり昭和というか昔の感じが合うなあ、みんなの昔ながらの訛りというか話し方が温かみがとてもあって、ほっこりできる。
賞を取ってるのが納得できる作品。みんな見てほしい。
ニノのこのこうじの演技を通して、第39回日本アカデミー最優秀主演男優賞を取った自慢を面白おかしく話してるところも全て、すごいな好きだなって思える。ニノの演技はやっぱ好きだし、吉永小百合さんも黒木華ちゃんもすごいな、と。
もっかい見るのはすごい体力使うから、いつか5年後10年後くらいにもう一度みたい。
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