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母と暮せばのたのネタバレレビュー・内容・結末

母と暮せば(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

終始辛い気持ちで観ていた
話は良かったけど死の世界にいく演出が急に安っぽくてびっくりした、よく分からん光に包まれたり讃美歌の中2人が歩いて行ったり、もはやその演出が逆に怖かった

息子を亡くしたお母さんの救済手段が自分の死であったのは少し気になったけど、実際それだけが救済で、立ち直って強く生きていきましょうなんて無理な場合もあるよな〜

ニノを死神と言っていたレビューも見たけどそうは感じなくて、むしろ大事な人に引っ張られて死んでいけるなんて幸せだし、残された側からしてもそうやって死んでいったと思うと心が軽くなる気がした

息子を2人とも戦争で亡くしたにも関わらず周りの人に対してもいつも優しいお母さんだったけど、最後になんで町子さんだけ幸せになるんだろう、と本音を漏らしていたのも苦しかった
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