ノットステア

パルコ フィクションのノットステアのレビュー・感想・評価

パルコ フィクション(2002年製作の映画)
3.5
○アマプラ紹介文
あなたの知ってるパルコの、誰も知らないおはなし、お見せします。矢口史靖、鈴木卓爾の両監督がパルコを舞台に思いっきり遊んで撮った完全フィクション5話から構成される オムニバス映画。



○きっかけ
『スウィングガールズ』を観たから、おなじ矢口史靖監督作品を観ようと思って。
『ウォーターボーイズ』が2001年の作品。『スウィングガールズ』が2004年の作品。その間に作られたのは2002年に作られた今作『パルコフィクション』のみ。

※矢口史靖監督・脚本は『パルコ誕生』『入社試験』『バーゲン』のみ。
『はるこ』『見上げてごらん』『ポップコーンサンバ』は鈴木卓爾監督・脚本



○感想
渋谷PARCOの映画。
不思議な映画。つーか、わけわからん映画(笑)
なんだ?何を描いてんだ???
まじ訳わかんねーけど、こーゆーの好きな人絶対いるわ。。。

以下、あらすじ











○あらすじ
『パルコ誕生』
パルコの役員の田中要次が倒れる。
コンビニの証明に寄ってきた虫を飼ってる魚の餌にする少年。少年は引っ越すことになり、魚を逃がす。
その魚を釣ったおじいさん。魚を食べるが何かを喉に詰まらせ、その拍子に熱い電球に触れてしまい、よろけて本棚にぶつかり、倒れる。
首を怪我して病院に行くおじいさん。
その次に診察してもらうのが田中要次。
田中要次は自分とおじいさんのレントゲンを重ねる。そのに浮かび上がるPARCOという文字。
 
『入社試験』
役員から封筒をもらう。開けなければ採用。
採用されたから空ける。すると、謎解きのような封筒。指示に従って進む。
歩いて何歩、後ろ向きスキップで何歩、、、コインロッカー開けまくって地図に従って。
頭を入れる穴がある。頭を突っ込むとPARCOのRの穴。しかも頭が抜けなくなる。Pの穴には入社試験でちょっとムカついた東大生。いつからそうしてるの???東大生、下に向かって痰吐き捨てる。

『はるこ』
入社試験で首が抜けなくなった二人のCM。
PARCOと聞いてハルコと呼ばれた気になるおばあちゃんの様子がおかしい。テレビを消しても。。。
どうしたらいい?おばあちゃんが子どもになっちゃったし、どうしたらいい?
子ども電話相談室のオノ「だからぁ、コマーシャルやめてもらうとか、あとはお店の名前変えてもらうとかすればいいんだけどね」
キノシタイズミ「あー、わかりました、ありがとうございました」
子ども電話相談室のオノ「えへ、いえ、よろしくどうぞー」
イズミはCMを止めに向かう。
神社で人形を袋叩きにする3人の少年。イズミの友達。人形を置いて立ち去る。
人形と思いきや、苛められっ子でした。苛められっ子はPARCOに詳しい。デパートだってことを知ってる。苛められっ子とイズミはPARCOを探す。たどり着いたのはスナックハルコ。なぜかハがパになってる。スナックのママもCMを観て返事をする子供になっちゃってる。
苛められっ子とイズミは東京に向かう。
PARCOに到着。CMを止めてもらうように頼むけど、上に聞くしかないと言われ続け、2人は階段を登り続ける。屋上に到着。
苛められっ子の名はむらた。むらたは、イズミに告白しようとするが、勇気が出ず紙に書いたことを言うことができず、しょうもないことを言う。
屋上は立入禁止だと、おじさんに怒られる。
むらたはCMをやめてもらうように頼むが聞き入れてもらえない。じゃあ名前を変えてと頼んでも聞いてもらえない。むらたはPIRCOにしたらいいと提案するが、おじさんの逆鱗に触れる。投げ飛ばされる。むらた(人形)はPARCOのAの部分に当たる。PIRCOになる。
イズミは投げ飛ばされたむらたの元へ行く。むらたが書いた告白の手紙を見てみて10年早いと言う。2人は家に帰る。
おばあちゃんが元二戻ってるし、CMはPIRCOになってる。
なぜかおばあちゃんが子どもになっていて、イズミとおばあちゃんは家の庭を散歩する。
PIRCOになって、みんなの購買意欲がそそられる。

『バーゲン』
PARCOの店員、バーゲンの品のピンクのワンピースが欲しい。どんどん売れていく。最後の一着を植木鉢に隠す。もちろんお金をこっそりレジに入れておく。
夜中、警備員に見つからないように気をつけながら植木鉢からワンピースを取り出す。警備員が来る。
咄嗟に窓から外に出る。壁に挟まる。絶望。
朝。くしゃみして後ろに転ぶ。後ろはすぐ広い通路だった。ワンピースはもうどうでも良くなってウキウキ気分で帰る。

『見上げてごらん』
スカイ・スクレーパー症候群とは。
下ばっか見て歩く女性。上を見るとクラッとしてしまう。PARCOがPIRCOになるところを見たときも倒れた。
Heinekenの缶ビールで乾杯してもストローで飲む。男性からはおしとやかだと言われ、女性からは気取ってると言われる。
階段を登っても倒れてしまう彼女。いつも倒れる瞬間に支えに現れる警備員。ほぼストーカー。
二人はデートすることに。
うつむいている姿に惚れた警備員。私のこと都合良いって思ってるだけ?って言い合いになる2人。
いつの間にか階段を上っていることに気づき、倒れる。警備員は助けようとする。2人は階段から落ちる。警備員は脚を怪我して車椅子。全治3ヶ月。
2人は楽しそうにデートする。

『ポップコーンサンバ』
残り3分。CINE QUINTOでエンドロール。まじわけわからんけど。