まぬままおま

尾道のまぬままおまのレビュー・感想・評価

尾道(1963年製作の映画)
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大林宣彦監督8ミリ作品。

大林監督が幼少期の頃などに8ミリで断片的に撮っていた尾道の風景を編集、統合し1963年に公開した作品。

蒸気機関車がまだ走っている尾道の風景は貴重である。またドキュメンタリーであることもあるが、尾道三部作などに比べてより庶民ーとりわけ漁民ーの生活にカメラを向けている印象。漁師は舟の上で山盛りのご飯を食べているし、今とどっちが豊かなのか分からなくなってしまった。