だい

鯨とりのだいのレビュー・感想・評価

鯨とり(1984年製作の映画)
4.2
TwitterのTLに西ヶ原字幕社さんのツイートが流れてきたことで知ったこの作品。
ちょっと検索しただけでも高評価しかなくて、ますます気になりDVDを購入!

「じゃあ、いっちょう案内してやろうか!」というアン・ソンギ親分に連れられて出発したソウルから東海岸🐂牛島への旅。

インテリ・プロ乞食(アン・ソンギ)と、冴えないルックスの内気な大学生(キム・スチョル)、売春宿で出会った失語症の少女(イ・ミスク)のロードムービーは青年と少女の青春そのもので観終わった後には、観た側にも“心地よい追憶”が残る。
人にはそれぞれ、生きていく場所がある。

これぞ인생 영화人生映画ではないか。
自分はこれまでの人生で鯨に出会ったことはあるだろうか?

映し出される80年代の韓国の風景も、流れる音楽も、カメラワークもすべてにきゅんとした!

https://youtu.be/1Xj9DyvAq88

MVにぐっときた方にはおすすめ。
Amazonで買えます。
DVDには主演キム・スチョルのインタビューが特典でついてます。
撮影ビハインド以外はほぼ音楽シーンについて語ってるけど、それもまた良き。
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