愛野弾丸

ゾンビスクール!の愛野弾丸のレビュー・感想・評価

ゾンビスクール!(2014年製作の映画)
3.5
1つ前に観た映画が思ったほどコメディ感なかったので、
今度は間違いなさそうなガッツリとコメディを選択。
そういう意味では、期待通りのコメディだった。

チキンの街で、汚染されたチキンナゲットが出荷。
それを食べて感染した小学生たちがゾンビ化して襲撃。
ゾンビキッズから教師たちは生き延びることはできるのか?
という、純粋なゾンビコメディ。

ゾンビ化して襲ってくる小学生たちは、
先生をもコケにするクソ生意気な憎たらしいタイプ。
がっつりと悪役として描かれているので安心(?)
一方、主役の先生たちはと言うと、みんな個性派揃い。
こういうサバイバル物では嫌味なタイプは真っ先に死ぬけど、
主役たちはこぞってイカレた先生しか居ないっていう。
もうこの時点でコメディとして合格でしょ。
マニュアル&定型文でしゃべる先生が一番笑った。

イカレた先生たちばかりと思いきや、
意外とエモい展開を引き起こしたりするのも良い。
コメディ色がかなり強い映画ではあるものの、
ゾンビ映画としてのグロさも割と容赦なかった。
個人的には苦手なグロさだけど…。

あわよくば続編を作る気が透けて見えていて、
だいぶ余地を残して終わらせた感じだけは気になる。
愛野弾丸

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