(東京国際映画祭、新宿会場での鑑賞。監督とのティーチインあり)
絶望と再生の話。
ワークショップに来た人で撮った映画らしいけど、演技が上手くてびっくりした。
いや、主人公の3人の個性を生かして脚本を書いた監督の手腕でもあるのかも。
とにかく、妙なリアリティーがあって。映画で演技というのを忘れさせてくれる不思議な感覚があった。
ストーリーも、かなーり淡々と進み、日常生活感が出て良い。
最後の再生の表現も、あ、流れが変わったな‼︎くらいのものだけど。それが逆に深く心に響きました。
『ぐるりのこと』のあと、監督は色々あって、その事を主人公のアツシの役に投影したような事を言っていたけど。色々って、何があったんだろう?