「飲み込めない想いを
飲みこみながら生きている人が、この日本にどれだけいるのだろう。今の日本が抱えていること、そして“人間の感情”をちゃんと描きたい。 橋口亮輔」
橋口監督、待ってましたよ。
ようやくこちらでも公開に。正直、自分の中で消化するのに時間がかかったけれど、やっぱり良かった。でもいまだにスコアをつけられません。色々と生々しく、苦しくなるほどの熱量を感じる作品でした。
パンフレットがまた秀逸です。この映画を作るきっかけとなった、橋口監督のワークショップの事など丁寧に綴られています。
「腹いっぱい食べて 笑っていたら、人間なんとかなるからさ」
やっぱり人は人によって救われる。誰かにとって黒田さんのような存在であり、一粒の飴ちゃんで在りたい。