140分あると聞いて、長いなー
どうしようかなぁと思ったけど、
観始めたらひきこまれてしまった。
メインの人たちみんな演技が自然で、
間抜けな感じにクスッとするところも
あるし、またさらけ出される不器用さに
心を打たれました。
みんなバカで、悩んで、無理して、
逃げようとして、壊れて、泣いて、
倒れて、またゆっくり立ち上がって、
青空を見て少し微笑む。
前向きに行きていかないとねっていう
ささやかな幸せを感じられるのが
英国のヒューマンドラマにも通ずる
ものがあって好きなのかも。
特に冒頭からドキュメンタリーかしらと
思うほどナチュラルだったアツシさん、
幸せになって欲しい、できれば友達にでも
なって少しでも支えたい...と思う程の胸が
苦しくなる、彷徨う姿。一緒にテレビ
観てあげたいわー。
先輩や後輩が良い味出していた。よく
考えると職場のみんなに恵まれて居ると
思うので心と目を外に向けて欲しいなー
(と物語にマジな感想をしてしまうくらい
のキャラクターで泣かされたぜ。)
エンドロールの曲も浄化力が高い。
良作でございました。