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仁義なき戦いのsatoのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い(1973年製作の映画)
4.0
大戦後に起こった”広島抗争”を基にしてるだけあって、義理人情みたいな綺麗事じゃない、無法者たちの血生臭い争いを正確に描写してたのが流石。演出面でも15分に1回は容赦ない暴力的なシーンがあるのも、まさに任侠映画の代表的作品って感じがする。
そしてそんな混沌とした世界で、内部抗争や組長の命令に振り回されつつも、組のことを想って奮闘する昌三が一番義侠心がある人物だったと思う。
個人的に葬式での発砲のシーンが、昌三の覚悟の現れが見えてとても格好よかった。
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