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仁義なき戦いのSHOのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い(1973年製作の映画)
3.9
暴力の世界で描かれる人間像。それは、弱さだった。身を守るためには裏切る。裏切るたびに悩みは深くなり、弱さをかき消すためにまた裏切る。死と隣り合わせの世界だからこそ、心の脆いヒダが強面の表情とどすの利いた声の裏に垣間見える。堺が殺されたおもちゃ屋さん。極道から足を洗い、一人の父親として生きる道は血で染まった。
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