ゆうと

レジェンド 狂気の美学のゆうとのネタバレレビュー・内容・結末

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

トムハーディがかっこよかった。

最初はレジーがすごくかっこよくて、窓まで登ってキスしてプロポーズとか最高やんって感じやった。それに比べてロンは、やれやれって感じ。
でも、レジーがフランシス殴ったところでやっぱりめっちゃ引く。その前の土砂降りの車のシーンでもまあまあ引いてたけど。
そこでロンがあんな風に接したら、俺の中のロンの株がめちゃめちゃあがるわけですよ。なんやねん!かっこええやん!という具合に。

でも、客観的にみるとレジーは奥さんと上手くいってないだけで、他はちゃんとキレ者のまま。ロンはいっつもその場その場でわけわからんこと言って、結局暴力ぐらいしかない。
それでも、レジーが最悪にみえて、ロンが最高にみえるっていう瞬間があるのは、フランシスの視点で史実じゃなくて物語をみてるからで、あー映画ってええなぁっていう体験をした気分。

兄弟喧嘩は面白かったし、お母さんの喪服とか普通に笑ってしまった。

フランシスはエンジェルウォーズやし、テディはキングスマンやし、ルーピン先生おるし、俺のオールスターって感じ。
エミリーブラウニング綺麗になったなぁ…

あんだけ恨んでるのに、ロンを殺せなかったレジーは、本当に“かたわれ”やと思ってるんやろう。
全くわからない感覚やけど、ほんの少し羨ましく、絶対にそんな存在は欲しくないと思う。
ゆうと

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