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永遠に君を愛すのHのレビュー・感想・評価

永遠に君を愛す(2009年製作の映画)
4.6
脚本は濱口竜介じゃないんだ、と驚き
バンドマンの存在感も好きだし、総武線から車内へのつながりが印象的で、重要なところで丁寧にイマジナリーライン破る。誓いのキスのシーンは秀逸。

1人1人の結婚を家族に絡めること、結婚や愛が長続きするものだという前提があること、そしてそういう本当は脆い愛を他人の前で誓ってみる行為の馬鹿馬鹿しさを感じられる。結局浮気してるけど元恋人と友達で、これからもごめんねと言うけど、あの出て行った彼はこれからどうするんだろう。濱口竜介には色んな愛や結婚のあり方があるなと思っていたしここまで書いたけど、もしかしたらディズニーやハリーポッター以上に愛の強さを信じてるのかもしれない。いいなそれでもいいって言える強い愛‥
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