まっつほっち

特捜部Q 檻の中の女のまっつほっちのレビュー・感想・評価

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)
3.8
前に4作目を観た時からずっと気にはなってて、観てなかった特捜部Qシリーズ。その1作目。


良いですよー。とても良いです。北欧ならではの陰鬱とした雰囲気。
1作目だからか、ストーリーが意外とシンプルでしたね。導入作なので全然良かったと思います。4作目がだいぶ重たかったからどうなんだろうと思ってたんですが…。


4作目から観てるので知らなかったカールやアサドのことも知れて良かったです。
アサド2年間スタンプ押して割に優秀過ぎんか?笑この時点では仲間はアサドしかいないんですね。
2人のキャラクター良いですが、特捜部Qシリーズはやっぱりストーリーが良いですね。

ストーリーはシンプルで、5年前に自殺というこで片付けらた、行方不明の女性を再捜査する話。

相変わらず、たんたんと進んでいく展開で、特に盛り上がるポイントはないんですけど、全然見れますね。不思議笑97分でめっちゃまとまってるのが良いです。
後、赤い服の少女の演出が良いですね。あんまりいうとネタバレになるので伏せますが、とても印象的に描かれていると感じました。

一つ思ったのは、犯人のバックボーンを、後10分くらい丁寧に描いてくれても良かったかなぁと思いました。
犯人自身も壮絶な人生をおくっている(父親と妹が事故でなくなり、母親は下半身不髄。孤児院に入れられ、養父から性的虐待受けてて…。これくらいだと海外ドラマのクリミナル・マインド死ぬ程見てるから普通に感じちゃうのヤバイ笑)のにサクッと回想していってしまうのは勿体なかったように思います。0.2スコアを下げました。


こうなると2作目と3作目を観るのが楽しみになってきました。またその内に観ようと思います。