カッキー

はじまりへの旅のカッキーのレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
4.5
現代社会と距離を置いて生活していた家族が、母親のレスリーの死を期に変わって行く話。
父親のベンの、行き過ぎた偏った教育が、正解なのか、不正解なのか、幸せなのか、不幸なのかを決めるのは難しい。
ただ、世の中の流れとは反しているため、子供たちがあのままなら、社会で生きて行くのはなかなかタフなままだったと思う。
日本ではなかなかなさそうな極端な話ではあるが、アメリカではヒッピーとか、信仰する宗教によって、隔離された生活を実際にしている人たちもいそうなので、国によっても受け止め方は違うんかな?
ヴィゴ・モーテンセンの自然な演技が、アカデミー賞にノミネートされたのは頷ける。
こうじゃないといけないと、何でも決めつるのは良くないと思うので、私自身は色んな人の違いを認められる人でありたいとは思っている。
最後のベンの選択は、間違いない。
カッキー

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