カッキーさんの映画レビュー・感想・評価

カッキー

カッキー

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追憶の森(2015年製作の映画)

3.4

富士の樹海、そこは足を踏み入れてみたくない場所だが、わざわざ外国人がやって来て自殺する人までいるのかと驚きだった。

マシュー・マコノヒー演じたアーサーは、妻を病気で亡くし、アメリカから富士の樹海にわ
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総理の夫(2021年製作の映画)

3.3

女性総理の誕生。
それがフィクションとしてしか描かれていない現状が、今の日本の現状ではないだろうか。
女性ならではの妊娠・出産によって、志半ばで仕事を辞めたりしないといけない。
育休制度はあっても、み
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.2

作者不詳の物語がベースということで、どんな話か気になったが、グリーン・ナイトに持ちかけられた首を狩らせて、お前のも狩らせろって道理がよく分からなかった笑

ファンタジーなので、不思議な点は多々あったの
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.8

言わずと知れた、バズ・ラーマン監督作品の名作。
20世紀初頭頃のパリのナイトクラブで繰り広げられる、勘違いから生まれた悲恋を描いている。

見所は演者たちが80年代から、90年代初めの洋楽の曲を上手く
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.4

愛知にある島で起こる、悲劇の連鎖と、裏切り。
藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介が演じた3人が、元受刑者の殺人犯をたまたま事故死させてしまったことにより、島を守るための隠し事が、島全体を巻き込んだ事件
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

特殊な状況下でのサバイバル物は、今までいくつも作られて来たはずだが、この作品みたいなシチュエーションは初見だった。

ベッキーと、ハンターの命知らずぶりにはゾクゾクさせられたが、あんな高所に行くこと自
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RRR(2022年製作の映画)

4.8

評判良過ぎていかがなものかと思って鑑賞🎬
うん、これは面白い👀
3時間ぐらいの映画だが、時間を忘れて観ることが出来た。

舞台は、インド🇮🇳
ビームと、ラーマの友情だけではなくて、2人の複雑なバックグ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.6

終始不気味さが漂い、BGMが絶妙に不気味さを演出していてゾワゾワした。

マーティンって一体何者だったのか。
彼の存在自体も不気味過ぎたが、あんな報いを受けさせる必要はあったのか。

ヨルゴス・ランテ
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

よくある西部劇とは一味違って良い。
南北戦争時に北軍の狙撃手だったダンが、たまたま200ドルのために、護衛することになったギャングのボス:ベン・ウェイドとの間に奇妙な友情のようなものが芽生えて行く。
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正欲(2023年製作の映画)

4.5

なかなか面白い話だった。
面白いと言っても、興味深い方のだ。

世の中には、その社会では異端とみなされる人たちが、いつの時代にもいる。
日本も、多様性の時代になり、以前よりLGBTQの人たちへの理解や
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空白(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何とも痛ましい事故シーンが忘れられない。
万引きをした女子中学生を捕まえた店長。
逃げ出したその子を追っかけるも、車道に飛び出し、2度轢かれて死んでしまう。

誰が悪いのか、裁かれるべきなのか。
店長
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.8

ピアノが奏でる音。
その一音がなるには、響くにはいくつもの工程経て、音が鳴る。
そんな繊細な世界を作るあげる、ピアノ調律師の世界にスポットが当てられた作品🎹

普段ピアノを弾かないので知らなかったが、
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.6

ビリーたち一行は、今回アトラスの娘たちと戦うのだが、ヘレン・ミレンがこういった作品でアクションするのが意外で新鮮だった🫢
ルーシー・リューは、チャーリーズ・エンジェル以来ぐらいに見たが、何か顔ちょっと
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.9

吉岡里帆演じたなつめは、警察官になりたてで事故を起こし、自身は失明し、弟を亡くし、打ちひしがられたまま時が過ぎていた。
ある時、車の中から閉じ込められた女性の声を聞き、事件の目撃者(実際に目では見えて
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レスラー(2008年製作の映画)

3.8

レスラーとして生きて来た男ランディ、家族を放ったらかしてリングで生きて来た男が、医者から引退を勧告される。
ずっと会っていなかった娘に会いに行ったりするも、約束をすっぽかしてしまったり、ナイトクラブで
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ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave(2018年製作の映画)

3.3

吉沢悠演じた梅原光太郎の、あまりの体たらくぶりに、最初はイライラしたが、サーフィンを愛してやまない男が、種子島の人々の触れ合いの中で、自分の進むべき道を見出して行く🏄
そんなヒューマンドラマだった。
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ハムナプトラや、センター・オブ・ジ・アースでアドベンチャー映画出演のイメージが強かったブレンダン・フレイザー。
久しぶりに観たと思ったら、風貌の変わりようにビックリした🫢
これは特殊メイクらしいが💄
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

漫画みたいな話だった。
任務のために、日本で10代から人生を賭けることができるような、過酷な運命を受け入れる少年がいるのか疑問だったし、胸に埋め込んだチップが爆発しないように、毎日連絡をしないといけな
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.3

世界中で起きた#Me too運動が爆発するきっかけを作った、アメリカの映画界で権力を持っていたハーヴェイ・ワインスティーンの女性への精神的苦痛、性的虐待等を白日の下に晒したニューヨーク・タイムズの記事>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.4

香川照之が終始、不快で気持ち悪い。
あんな人間出会ったことないけど、本当にいたら関わりたくない人間だった。

最後は救われたのかもしれないが、香川照之が出てきてずっと、不快感が消えず、そもそも何で竹内
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

美しいが、どこか奇妙な世界で、エマ・ストーン演じたベラが成長して行くのだが、18禁になってる通り、表現が遠慮ない笑

そもそも、成人の頭に赤ん坊の脳を移植して成長を観るなんて倫理的にヤバいし、ある意味
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クイック&デッド(1995年製作の映画)

3.3

小学生の時以来に鑑賞🎬

当時のキャリアがあるシャロン・ストーンや、ジーン・ハックマンと共に、若かりしラッセル・クロウや、ディカプリオも出ている。
脇役でSawシリーズのトビン・ベルや、ホームアローン
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フェノミナ(1985年製作の映画)

3.8

15歳のジェニファー・コネリーが初主演したスイスを舞台にした1985年制作のサイコスリラー映画🎬

まさかの犯人と、スプラッタホラー的な演出でインパクト大だった💥

虫と交信出来る少女が、サイコなシリ
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ニュートン・ボーイズ(1998年製作の映画)

3.3

1920年代に銀行強盗で世間を騒がせた兄弟の実話🏦

当時は今と違って、セキャリティがゆるゆるなのは想像出来たが、ニトロを流し込んで、導線付けたお手製爆弾で金庫を吹っ飛ばすなんて方法で金庫を破るなんて
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.7

辻村深月の作品を小説で読んだことはなかったが、実写よりアニメ化に向いている作品だった。

保健室にみんなで集まるはずが、集まれなかった理由の推測が当たった時は嬉しかった笑

高山みなみが、有名な少年探
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

観たい観たいと思いながら、観れてなかったので鑑賞🎬
サマーウォーズの進化系の様な映画だった🎬

装置を付けることで、五感まで体感する仮想現実。
現実ならやり直せないことも、仮想現実ならやり直せるって、
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.2

タイトルとは真逆の状況が皮肉でしかなく、ロバート・パティンソンが出てなかったら観てなかってであろう作品🎬

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.7

星野源が先輩役で、ロバートの秋山や、ロッチの2人も声優で参加し、主題歌アジカン、原作は森見登美彦、キャラクターはアジカンのCDジャケットで有名な中村佑介と、何かと豪華な作品。

昔小説を読もうとしたら
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メランコリア(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の美しいスローモーション映像が、世の終わりを表現していたが、あれがずっと続くわけではなくて良かった笑

映画自体は2部制になっており、第1部のジャスティン編では、キルスティン・ダンスト演じたジャス
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.8

家族でも分からない、知らないことはある。
でも、家族は家族だ。
どんなに関係がぎくしゃくしたり、薄くても、ふとした時に思い出したりしてしまうのが、家族ではないだろうか。
それは血の繋がりだけが全てでは
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画を観終わった後の、絶望感がヤバい。
タイトルは、登場人物たちの破滅を表していた。
この作品の世界に没入してしまう感があった。

みんなドラッグに狂わされる様が痛々しい。
1番は、サラを演じたエレン
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アップグレード(2018年製作の映画)

4.0

事前情報として、低予算だが面白いと何かで見て観てみたが、いやいや、全然低予算感はないし、既視感のない映画で面白かった🎬

ただ、これはそんなに遠くない未来に、人類が直面しそうな題材で、警鐘を鳴らしてい
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ALONE アローン(2016年製作の映画)

3.4

アーミー・ハマー主演の、アクション?戦争もの?スリラー?な1本🎬

オチが😮ってなるのは必至な、でも、途中もしかしたらと思わされる展開だった。

幻聴が聴こえたり、幻覚が見えたりしながら、ああいう状況
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.8

ラリーカーに命を賭ける男たちの、熱き戦い、兄弟愛を描いたカーアクション映画🎬

あまり邦画ではないジャンルの作品だし、スタントを使ってはいるんだろうが、ラリーシーンは迫力あって見応えがあった🏎️

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エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

3.4

紀元前1300年頃、エジプトで奴隷として労働力になっていたヘブライ人たちを導くことになるモーゼと、王になる男ラムセスの運命が分かれる。

ヘブライ人=現代ユダヤ人、及びイスラエル人ってのは完全に=なわ
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ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

3.6

父は失踪し、心の病になった母と、弟と、妹の面倒を見ないいといけなくなった、17歳の少女が過酷な運命と向き合う。
主人公のリーを演じたジェニファー・ローレンスの演技が評価されたのは頷けた。

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