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はじまりへの旅の712のレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
4.5
ネットの時代とも言われるくらい機械化してる現代と違って、アメリカの奥深く離れた森で電気も通ってないところに住む大家族。。
狩をして食料を蓄えて、お風呂はないので川で身体を綺麗に、学校に行かず父が独学で勉強させる
そんな時母が死んだ連絡が来てアメリカ北部から南部まで旅をしながら向かう
母の父には葬式には来るなと言われたけどどうしても母を救いたいという気持ちで結局お葬式に向かうことに。大きなキャンピングカー?で向かう子供達みんな可愛かった。。お葬式に向かうって父が言った時の車の中での喜びのシーンが好き
子供思いで厳しい父だからこそこういう時の喜びは子供達にとってはたまらないんだろうなって、"食料を救え"のシーンも可愛すぎる、
従兄弟にあったりするけど、森に住んでるから現代の事が子供達は何も分からない
ナイキやアディダスのブランド、ゲーム自体もやり方も、料理は狩をせずに食べていること、元々のある食料を買っていること
。従兄弟たちに変人だと思われる
でも学校に行ってる勉強が楽しくないと思う従兄弟より、独学で本を読んでたくさん学んで来た8歳の子の方が圧倒的に知識や能力が高いし、そこまで育てたお父さんが本当に凄いと思った
けれど本だけから学んでそれ以外の事を全く分からない子供達と壁にぶつかる
父に教育権が与えられなくなってしまうかもしれないと、車で1人のシーンは本当に見ていて涙が出た
でも結局は家族愛は1番で、お母さんの願っていた火葬をしてトイレに灰を流す事を実現する
そうして生活を変えて学校にもみんな行くようになる。。
すごく良いストーリーだった、
困難があってぶつかりあっても1番は家族、そう思った☺︎
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