空衣

はじまりへの旅の空衣のレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
2.8
どちらが正しいということはない。森でのサバイバル生活、現代文明でのレール。

長男が有名大学を総ナメにして女性に興味を持って、やがて一人で旅立つ場面はだからこそ必要だった。個人の選択が最優先事項かなと思った。自立するまではどちらにしろ、「子のためを思っての親の選択」に決定されているのだから。
社会の枠組みとしての人間ではなく「もののけ姫」みたいな状況下で成長してきたその長男が、どんな風に大学生活を送るのかって続編期待。

世間からのそっけなさと、チグハグなユーモアは楽しめた。楽観的、とは程遠いけれど。
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