空衣さんの映画レビュー・感想・評価

空衣

空衣

旅しよう。

映画(559)
ドラマ(1)

ソウ4(2007年製作の映画)

4.0

グロい。痛い。眠れない夜をますます眠れなくするためのSAW。

自身が開頭手術された経験があるものだから、冒頭のジグゾウ解剖シーンからだいぶキツかった。観るのやめたかった。
さらには「毛髪をむしる機械
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.9

超かわいいクリスマス群像劇。空港で別れがあっての再会の描写がほっこり。既視感あったのに、これが初鑑賞。

ドラム少年かわいい。トーマス・サングスター。

親友の結婚相手ばかりを写したテープ
失恋後に親
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ローマ、愛の部屋(2010年製作の映画)

3.6

上質なAVかと思いきや、意外と会話劇もよかった。

頭一個分ちがう、異国の女ふたり。
衛星写真から、お互いの素性を知ろうとする姿は愛らしい。ふたりが共にいた記念にベッドシーツをはためかせるアイデアは素
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自殺サークル(2002年製作の映画)

1.1

どうしてもチープな印象、なのは知りつつも、女子高生集団自殺で新宿駅ホームが血のシャワーになる冒頭を見るために。

地味にアイドル「デザート」がよかった

自殺は犯罪、あなたはあなたの関係者でいなさい、
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.0

ファンキーで情緒不安定な女殺し屋、って斬新。スマートではないからこそ応援したくなるという

恋人マルコはひたすら優しいのだけれど、そんなに重要人物だという感じがしなかった。もしかしたら政府の教育係ボブ
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劇場版AIR(2004年製作の映画)

2.8

話のコンセプトはどちゃんこ好き。誰かを愛することで、体が弱っていく病気。神話と交錯していく。

もはや日焼け止め不要なレベルで日光が激しい。真夏に長袖って、ある意味神秘を助長してる。映像は特徴的なんだ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.8

ちょうど思考実験の本を読んでいたところでして。「AIを恋人にできる?」

相手がパソコンのOSだと承知でも、ポリアモリーでも、「恋人が641人」とか告げられたらさすがに打ちのめされそうだ。

最初は体
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.6

少年時代の朔くんは森山未來なのか...!

好きな人がボロボロになっても寄り添えるように、外見なんか興味ないって言いたい

犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.0

金田一耕助が見送りは苦手だからって予定より早い電車に飛び込むラストに、シンパシーを感じた

年内にあと41

ボヴァリー夫人(2014年製作の映画)

1.8

『ボヴァリー〝夫人〟』である以上、彼女は主人公であって主人公でない。ここまでわかりやすい演技はあるまいレベルで、「よき夫」と財産に囲まれながらボヴァリー夫人が笑っていない。
(ボヴァリー氏はよき夫でも
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

1.2

宴会での支離滅裂だけどどこか真理ある議論が生々しい

二面性
ハンブルク 諦めながら静かに待つ闘志
カンヌン 激しいけれど既に悟っている

年内にあと43

それから(2017年製作の映画)

1.5

おっさん社長に魅力ないのに、彼を取り込む女たちが周りでゴネる話。情報量が渋滞している1日。女性新入社員(キム・ミニ)がただただ不憫。
『それでも恋するバルセロナ』のスペイン男同様、どこがいいのだかミス
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フェミニストからのメッセージ(2018年製作の映画)

2.0

「ゲームに勝たせてあげなさい。女は男に負けるものよ」

普段触れている内容だから新しくはない、というよりあまりに古典的な問題を再提示してくれている、フェミニズムまとめ。

女性メインの写真集では、女性
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スノーマン(1982年製作の映画)

3.3

雪だるまって冷たいのにあたたかみがある
欧米の雪だるまは3段かと思っていたから、おもいっきり人型でおどろいた

きみノーパンなの?!とか、お父さん 暖炉でパン焼くの?!とかツッコみたいのに、リズムが心
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

1.0

胃もたれした。フラッシュモブされたくないタイプのひとはこれ観て楽しいと思わないのでは......周囲だけ勝手に楽しんでいる


結婚相手を勘違いパターンは鉄板なのかな?

バーフバリへの裏切りシーン
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トップガン(1986年製作の映画)

3.1

トム・クルーズの元祖MA-1を見るために。

自分がパイロットだったらアクロバットするしフライトジャケット離さない、わかる。

ストーリーは、女、親友の死、撃沈、チャンスもらう、ルール破って英雄へ。少
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銀河鉄道999(1979年製作の映画)

3.5

もう二度と戻れないことを知っていても、旅立つのか?
進むしかないときはある。

「いつか私が帰ってきてあなたのそばにいても、あなたは私に気がつかないでしょうね」

親世代の名作だったのがよくわかった。
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イノセンス(2004年製作の映画)

2.7

人間と機械の境界が曖昧であるのと同じくらい、現実と夢もわからなくなった

人間が機械になんかなりたくないと叫ぶのと同じくらい、機械(や人形)だって人間になんかなりたくないのかも。ビジュアルとしてはヒト
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スリーブラザーズ&ベビー(2015年製作の映画)

2.4

ドイツ語音声/字幕

赤ちゃんが演技? すごい。カジノやらせちゃうのはびっくりだね

でかい兄弟3人が横並びで眠るのカワイイ、勃起したら落ちるつって両端2人落下かよっていう。

下ネタもドイツ語で聞く
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屍者の帝国(2015年製作の映画)

3.3

魂は21グラム。魂&スチームパンク、大好きな路線です。オルゴール最、高。でも『虐殺器官』『ハーモニー』のほうが理解しやすかった。伊藤計劃作品は全部読もう。

屍者技術を最初に肯定したのは女たちだった。
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ハーモニー(2015年製作の映画)

5.0

ミァハの声がすき。いや好きというより、取り憑かれる。「少しイっている感じ、壊れている」と監督に評された上田麗奈さんの。澄んでる、冴えてる。それなのに奥底は澱んでいる、冷たさ。

健康、安全な平和主義〈
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クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

2.8

ワン ダフルな一晩のクリスマス物語

「家族だから」「クリスマスだから」幸せなフリしよう、の姿勢には懐疑的だったのだけど、そんな刹那的なハッピーでもいいのかなと思わせる

ティモシーくんの下手くそすぎ
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二重生活(2016年製作の映画)

4.3

門脇麦さんが哲学修士、萌えました。神設定ありがとうございます。そして言われるがままに尾行する意思のなさは、哲学の根底を揺るがすクズっぷり、

しかしながら
その「空っぽ」に向き合うためにこそ、この論文
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虐殺器官(2015年製作の映画)

4.8

私得。このタイトル聞き覚えある、とおもったら原作から読むべき作品だったのかね。

映画というよりアニメというより、論文!

アニメにあるまじき話題の高度さ。さらには外国が舞台なのに、言葉がいちいち難し
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

2.8

どちらが正しいということはない。森でのサバイバル生活、現代文明でのレール。

長男が有名大学を総ナメにして女性に興味を持って、やがて一人で旅立つ場面はだからこそ必要だった。個人の選択が最優先事項かなと
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.0

アップで映るたび、爪切れよ、とおもった。でもそれは生きた証だからと。

将棋の知識ゼロでも緊張感が途切れることはなかった。むかし祖父が観ていたので、指す音は馴染み深かった。
二階から響く音に泣き出す母
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

倒錯したスペイン映画は大好物。想定外は想定内とはいえ、思いのほか想定外。


時間をズラしてくれて、ありがとうございます。娘を強姦した(娘はその後精神を病んで投身自殺)男を、勝手に性転換させてしまう父
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クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

2.6

クリスマスストーリーは星の数ほどあれど、子どもがサンタのソリに忍び込んじゃう展開は初。

そこからさらに怒涛のアクロバティックなイブは続く。
サンタの袋のなかではまさかと思ったらガリヴァー旅行記の小人
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シングルマン(2009年製作の映画)

4.2

一人が『変身』、恋人は『ティファニーで朝食を』読んでいる光景好きだった。

冒頭からいつでも死ねる覚悟で、けれども自ら引き金を引けないまま、あの人なき日常は続く。

“先生”も男子学生も、互いにゲイで
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.3

ディズニー要素ゼロだったのに、最後に夢の国逃げ込むやつ〜〜
自分が脚本かくなら、やりたくなってる

忘れてしまったこども目線が鮮やかで、だからこそ鋭く刺さる。母親も、「ママ」と呼ばれているから母親とな
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レディ・バード(2017年製作の映画)

2.5

ダサい、良い。それがちょっと羨ましい。
ティモシー・シャラメくんに惑わされたいやつそりゃ沢山いるだろな、、

めまい(1958年製作の映画)

3.3

ぐらぐら、めまいは繰り返す、3度も死ななくてよかったのに

TAU/タウ(2018年製作の映画)

2.4

AIが問う「私は人間ですか?」

タウ(人工知能)がデキル執事っぽいくせに、外の世界に関しては知らないから受け応えがマヌケで、かわいく思えてくる。

穴だらけではあるが、スリラーとして魅せる音楽と映像
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完全なる報復(2009年製作の映画)

3.5

“人殺し”が徹底的に正義を執行する。暴力ではなく知能で。
高1のとき観たことあったわ、手術台で手足ペニス瞼バラバラにされるシーンでしっかり記憶が戻りました

監獄関わる話って、やっぱり穴掘って外へ脱出
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

洋書を読みたい、読まなければ。触れていても届かない、自分なりの解釈でしか分かり得ない、そこで、触れているのに。留まってはいられないこの感覚だ。
もどかしいエリオはもちろん、オリヴァーの眼差しが熱い。流
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