ヴィゴ・モーテンセンのエコロジームービー。
これは主演のモーテンセンのさすがの演技力を観る映画。コメディあり、シリアスなシーンあり、ヒューマンドラマはやっぱりそういうバランスが大事だなと確認。
ストーリーは、モーテンセン親父が現代においてヒッピー生活しながら、子供にそれを強要、子供たちも天才モーテンセンからの家庭学習で知識バッチリだが、社会性はないもんだから、世間に出るとさぁ困ったという話。
ロードムービーしながら教育とはなんぞやって子供に問い、自分にも問いかける話。
アメリカには昔からある田園主義っていう現代文明、機械文明を否定して、人間も動物なんだから自然に回帰する、自然に憧れを持つっていう主張です。
ジャック・ロンドンとかヘミングウェイとかがそうです。
現代における教育や人間の生き方を問う素晴らしい作品でした。