初鑑賞。ロッキーがミッキーになった！とトレーナーの姿に嬉しくなりました。どこか空白を埋めるように、父の跡を追いかけていたアドニス。里親や施設を転々として居場所が無かった少年期。彼を救ったのは、メアリーアンでした。メアリーはどうしてアポロの愛人の子を育てようと思ったのだろう。描かれてはいないが、相当な苦労があったと思います。大企業に就職し、また自分の夢を真っ直ぐに追いかける青年にアドニスは育ったのだから。どうしてもロッキーの草の根の精神をアドニスに重ねてしまいました。いつロッキーのテーマは流れるのかと心のどこかで期待して。けれど、これはアドニスの物語。父の代わりに、メアリーやロッキー、ビアンカに出会ったことがアドニスの支えになって、アドニスが自分の人生を踏み出す姿に、ロッキーの時のように応援しながら観ている自分がいました。次作も楽しみに観たいと思います^_^
