クリード チャンプを継ぐ男の作品情報・感想・評価・動画配信

クリード チャンプを継ぐ男2015年製作の映画)

Creed

上映日:2015年12月23日

製作国:

上映時間:137分

ジャンル:

4.0

あらすじ

「クリード チャンプを継ぐ男」に投稿された感想・評価

まとめてレビュー
何年かぶりに家族で映画館にてお正月に見た作品
曲が今時に変化
ロビン

ロビンの感想・評価

4.0
内容的にはちゃんとロッキーシリーズに繋がっているし、主人公の生い立ちに加え、老いたロッキーの描写は「ロッキー・ザ・ファイナル」を忠実に引き継いでいる。
老いたロッキーの周りには、エイドリアンの兄ポーリーも、息子ロバートも、もう誰もいない。。
ボクシングから遠ざかっていた、そんなロッキーが最後にトレーナーになり面倒を見たのが、親友で戦友のアポロの息子というストーリー。

どうしても作品の結末は読めてしまうところはあるけれど、それでも特訓シーンやあの曲等々過去作へのオマージュも感じられて、シリーズファンとしては嬉しい作品だと感じた。

それにしても、チャンプのコンランのボディが全く仕上がっていなくてちょっと興ざめしてしまう。
アドニスのボディの仕上がりに比べて酷すぎる!
何故彼をチャンプの役に選んだのか疑問だ。
しかしながらやっぱり、最終ラウンドには涙が溢れてくる。

アドニスの母親の応援する姿が良いね。

ロッキーがクラウドの意味分からない場面が一番笑える!
ながの

ながのの感想・評価

4.0
滾る。
熱い映画だ!
トレーニングしたくなるよなぁ。

最終ラウンドであのテーマが流れたシーンでグッと拳を握ってしまったわ。
ただ、基本BGMは似ているようで違う。
ロッキーじゃなくてクリードなんだなぁってのがその辺で伝わってくる。

クリードが真面目キャラってのがなんか意外性があってよかった。
ロッキーはFINALより枯れた感じは薄くなってた。
その辺にこれまでの話しを感じさせられた。
ポーリーももういないのな。

エッチなシーンはまぁ一応ある扱いでもいいかなぁ。
洋画邦画問わずなんだけど、人の家でやりすぎだろみんな。
私たち一人ひとりがクリードであり、ロッキーでもあるのです。


思い返せば本作の製作が発表されたのはいつだったか。当時はそのニュースを見た誰もが、「6作目で綺麗に終わったものを、余計なものを付け足しやがって」なんて思ったことだろう。
私自身も確かにその一人であった。

しかし蓋を開けてみれば、本作は紛れもない大傑作だったのである。

まず冒頭からその片鱗を感じられる。
少年院の廊下を、列を成した少年たちが歩く。これを非常に静的でドライな、『ロッキー』におけるフィラデルフィアのストリートを想起させるカメラワークで見せる。
すると突然非常ベルが鳴ると同時に、一人の警備員が廊下手前から奥へとダッシュする。カメラはカットを割ることなくその背中を追いはじめ、果てには大部屋で乱闘を繰り広げる大人数の少年たちを映す。その生々しさはドキュメンタリーのようでもあり、華々しい過去作とは対称的である。
当然のことながら言葉だけでは伝わりにくいが、こうしてアドニス・クリードの物語は始まるのだ。

彼はその人物像からしても、ロッキーとは対称的だ。
メアリー・アンの下で暮らす彼にはちゃんとした仕事があり、そこでは昇進するほどの実力もある。アポロの息子なだけに財産も十分あるのだろう、豪邸に住んでいて、なんなら無職でも一生困らないんじゃないかとすら思える。
「生きる為に残された唯一の選択肢」としてのボクシングをしていたロッキーに対してのこれでは、一見してクリードがボクシングを行うことに必然性を感じられないこともあるだろう。
しかし、そこにこそ本作のオリジナリティが込められているのだ。

先程記したように、アドニスは社会的にも恵まれているからこそ、危険なボクシングに拘らずとも生きる術がある。それだけにアンやロッキーは、彼がプロボクサーになろうとすることに対し「父の影を追う必要は無い」と、初めは否定する。
だがアドニスはそれに屈する訳にはいかない。彼の心はボクシングに対する情熱でこれ以上ないくらい燃え滾っているのだ。
それを示すのが序盤の1シーン。仕事から帰宅したアドニスはプロジェクターで投影されたYoutubeを大画面で観る。流れる動画は、かつてのロッキー対アポロの試合を映したものだ。
それを観ていたアドニスはやがて立ち上がり、画面の中で戦うアポロと向き合って対話するかの如くシャドーボクシングをする。
かつてロッキーやアポロの様な「伝説」と呼ばれる存在が誕生し活躍した時代があったとして、アドニスはそれが過ぎ去った”後の時代”に生まれた存在である。そんな伝説の恩恵を受けた”後の時代”においては、最早新しい何かを生み出そうとするのは無駄な足掻きにしかならないのかもしれない。それでも、アドニスにはアポロの血が流れているからこそ、ボクシングを求めずにはいられないのだ。
過去のデータ越しでしか親と対話できないという悲しさと同時に、そんなアドニスの心情をも見事に表現した素晴らしい場面である。

そして、そんなアドニスのトレーナーに就くのがお馴染みのロッキーであるが、映画中盤にて、彼も彼である悩みを抱えていることが判明する。
それは、現代においては「過去の遺物」となってしまった、未来がない自分自身の存在意義である。

アドニスもロッキーも普遍的なキャラクターだ。
誰だって「過去の恩恵を受けまくった時代においても新たに何かを生み出したい」、果てには「何かを達成したり、最愛の人を亡くした後の人生に意味を見出せない」というような悩みを抱えているのではないのだろうか。これは『ロッキー』シリーズが幕を閉じた後に作られた本作にも通じる関係性である。
しかしそんな本作であるからこそ、このような問題に対する答えをしっかりと物語で提示してみせている。
「そうしたいならば全力で挑戦すれば良いし、それを全力でサポートしてやるのも一つの役割だ」
これはリングで戦うアドニスと、それをセコンドから助言するロッキーや、戦い続けられるように手当するカットマンのスティッチに象徴されている。


また、「クラシックである『ロッキー』に対してのモダンな本作」というイメージは技術的な面でも表現されている。

映画が始まってまず意識させられるのは、その「音」である。
例えばメキシコでアドニスが試合をする場面では、グローブがコンクリートの壁に当たる音やジャブをするときに吐く息の音など、さり気無い所まで気が配られている。これによって過去のシリーズでは決して感じられなかった圧倒的なリアリティを観客に感じさせる。

そして、そのリアリティをより際立てているのが最初にも少し言及したカメラワークだ。
代表的なところで言えば長回しであるが、中盤の対レオ戦においては試合が始まってから決着が着くまでの2ラウンドを全てワンカットで撮っているのが素晴らしい。カットの切れ目が無いことによって、「いつ勝敗を決めるパンチが繰り出されるかわからない」という緊張感を画面全体にもたらし、小さなジャブがアドニスを掠っただけでも息を呑むような衝撃を観客に与える。
最初のメキシコでの試合と終盤の対コンラン戦においては、控室からリングに入場するまでの移動を背中を追うようにワンカットで撮影している。これによって、「一人でボクシングをしていた頃」と「プロとしてデビューした後」のアドニスを対比させているのが巧い。

劇中でかかる音楽にしても、ヒロインのビアンカが作曲する音楽がエレクトロ調のメロウな曲(R&B?)だったり、挿入歌がヒップホップ中心であったりと、そういった面でも本作を「アドニス・クリードの物語」にちゃんと仕上げているのが素晴らしい。


こうして『クリード チャンプを継ぐ男』は『ロッキー』とはまた違ったかたちで全ての人間にエールを送る。あらゆる面で紛れもなく”今”の映画なのだ。
このアツすぎる映画やばいな
ロッキーシリーズをちゃんとみたからこそ胸熱シーンがたくさんあってもっと早く見ればよかった
Y

Yの感想・評価

4.0
ロッキーシリーズは全く観たことが無かったけど、予備知識ゼロのままでも十分楽しめる内容だった。

フィクションの映画とはいえ、中量〜重量級のボクシングを見る機会は今までなかなか無く、トレーニングや試合の場面の迫力に感動した。
マイケル・B・ジョーダン、素晴らしかった!
冒頭、白い壁の前に少年たちが整列しているといきなりブザーが鳴る。テロでも起きたかのようなこの一瞬の緊張感と乾いた空気の中、カメラが進むと殴り合いをしているガキがいる。この時点で、「あ、この映画はちょっと違うな」っと感じた。

キラキラとした色調でアメリカンドリームを追うのではなく、日常の乾いた空気の中から徐々に上を目指す視点が良い。
カメラマンが特に優秀で、初めての対戦をカメラがグルグル回りながらワンカットで描き切った手腕は出色だろう。

70年代のガムシャラな精神はそのままで、最新の映像技術もヒップホップミュージックも取り入れつつ、突っ走って行く様は時代の進化と、名作に対するリスペクトを感じた。

クライマックスの試合も手に汗握る演出で、ドクターが指を数えさせるとこなど、細かい笑いを交えて、最後は見事に感動することができた。
あつ

あつの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ボクシングの基礎を叩き込んでくれた師匠であり戦友であり親友のアポロの息子をロッキーがコーチする時点でもう最高に決まってる。
ロッキー4では可愛がっていた教え子に裏切られた挙句路上でぶん殴られる可哀想なことになっていたので今作ではちゃんとした関係を築くことができて本当によかっためでたし笑

ロッキーが一作目で「クズじゃないことを証明してやるんだ」と何度打ちのめされても立ち上がり続けたあのシーンのように「過ちじゃないことを証明するんだ」と言って最後の最後まで健闘した姿にもう涙腺がヤバかった。お母さんからアポロの星条旗柄をモチーフにしたトランクスが贈られてきたあのシーンもやばい。ロッキーが過去にしていたトレーニングをなぞるシーンもやばい。試合の最後の最後にロッキーのテーマがかかるのなんて超やばい。(やばいしか言ってない笑)

ロッキーがあの帽子を被ってゴムボールで遊ぶ懐かしい姿も見られたし懐かしいあの街並みも見られたしファンサービスもよかったですね笑(ただポーリーに会いたかった…)

少しの不満点を挙げるとしたら試合中のカメラワークをいじりすぎていたりスローモーションにしたりして少し冷めたところ。個人的にはロッキーシリーズのように試合を客観的に映す画の方がよかったかな。あとイチャつくシーンはこのシリーズにそんな求めてない。ロッキーシリーズはもっとこう…純粋な雰囲気あるじゃん!笑
エイドリアンにつまらないジョークを連発する愛くるしいロッキーみたいなさ!笑
🥊🛎🔨
・あらすじ
ボクシングのヘビー級チャンピオンであったアポロ・クリードの息子、アドニス・ジョンソン。さまざまな伝説を残したアポロだが、彼が亡くなった後に生まれたためにアドニスはそうした偉業を知らない上に、父との思い出もなかった。それでもアドニスには、アポロから受け継いだボクシングの才能があった。そして父のライバルで親友だったロッキーを訪ねてトレーナーになってほしいと申し出る。

実はロッキーを鑑賞した記憶がないのですが、それでも十分楽しめる作品だったと思います。
ファイトシーンの作り込みが凄かったです。身体も超仕上がってたし、素晴らしい戦いっぷりでした!!
意外とあっさりと物語が進んだのも、試合のシーンを考えると良かったと思いますね。
ボクシングのシーンが強化されとる…
ロッキーのキャラクターはトレーナーになっても魅力的だ
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