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エイリアン:コヴェナントの龕裡のレビュー・感想・評価

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)
3.8
プロメテウスの方が好きだけど、悪くない
リドリー・スコット監督は、ブレランで「アンドロイドは人間と同等の存在である」ということを描き、前作で「エンジニアを介して人間の生態」を描き、今作でついに「エイリアンを介してアンドロイドの生態」を描いた。つまり、「アンドロイドは人間と同等の存在なのは勿論だが、明確に被造物であり、造物主より優れている点が人間と大きく異なっている。これよりアンドロイドの生態は人間のそれとは異なるはずだ」という具合で、だからアンドロイドの(人間から見れば)異質な知的好奇心や愛を描いたのだろう。こういうテーマ性などは前作より優れていると思う
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