念願のフランソワ・オゾンの映画を見た。
刺さり過ぎた〜、、
劇中Katy Perryの♪Hot N Coldが流れたのが良過ぎた。タイミングがどれも絶妙。Katy Perryの曲を使うっていうのがめちゃくちゃポイント高かった。
「女でいるのは大変よ」
「私は花キャベツから生まれたの」
だんだんヴィルジニア慣れしてきてダヴィッドでびっくりして皿割るシーン良かった
それぞれのお化粧シーンも良い
脱毛シーン可愛い
ドラァグクイーンを2人で見に行くシーンは私も魅了されて泣いてしまった。
意識不明のダヴィッドに服を着せてメイクをするシーンが良過ぎた
あの夜2人で見たドラァグクイーンが歌っていた歌を歌いながら……
今の私は身も心も女
ひとりの女
最初は驚いて受け入れられなかったクレールも、なんだかんだ色々手伝って協力してくれるし、なにより突き放すのではなく理解しようとしてくれる姿勢が良かった。
(自分の旦那を「(女装の事)理解できないわよ」と切り離すのも良かった笑)
確かにローラの死がきっかけで2人の絆が結びついたのかもしれないけど、きっとダヴィッドがヴィルジニアとして現れなかったら起きなかった事もたくさんあるはず。
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以下私の思考メモなのでスルー推薦
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見ていて思った。
男の人がいざ「女の子の格好したい!」と思って女性の服や化粧品を身に付けたり、店に入る事に対してなんでこんなにハードルが高いのだろうかと。
私は戸籍上は女だけど、男の子の格好の方が好きだし男になりたいと思ってるから、積極的に着てるし店にも入るけど、そこにハードルや違和感をあまり感じたことが無い。
私は別に店側に女用も男用も無いと思うし気にしないけど、世間的にはめちゃくちゃ気にするよね。
なんか、こういう事なんだと思った。問題って。些細な視線、認識、無意識な偏った考えとかが生きづらくさせてる。