彼は秘密の女ともだちの作品情報・感想・評価・動画配信

「彼は秘密の女ともだち」に投稿された感想・評価

んー、複雑だ。

ローラとクレール
クレールとダヴィッド
クレールとヴィルジニア

それぞれの関係が
それぞれの性が
徐々に目覚めていく
というか
変化していくというか
複雑な中で
ジルのいい人ぶりが
何だか単純で安心できる。

結果、リュシーは
二人のママと一人のパパに
愛されて育ったのかな?
それが一番いいような気がする。

それにしても
どの家も豪邸。
これはダヴィッドが女性へと目覚めるお話だけど、クレールの内に眠っていた本当の自分が目覚めるお話でもあるというのは予告では分からなかったからびっくり。ずーっとちょっとだけハラハラするし、最後のシーンはいろんな解釈があると思うからまたそこが楽しい映画だなと思った。面白かった👏
lily0x0

lily0x0の感想・評価

3.8
冒頭の目や唇がメイクされていくところを寄りで撮ったシーンが印象的💄
後で知ることになるのだけど、これはダヴィッドがヴィルジニアへ目覚めるきっかけとなった重要な出来事なのでした…

ローラという絶対的な女性性を持つ存在。
これはダヴィッドにとってもクレールにとっても同じことだった。
彼女の存在がなければ
眠っていた彼らの性、自我が目覚めることはなかった。

鑑賞前あらすじを読んで
親友の旦那の性同一性障害の話なのかなーとなんとなく思ったけれど
鑑賞し始めて、まず葬儀での弔辞の時点で、クレールが抱くローラへの想いがただの友情ではないであろうことに気づく。

一目惚れという訳し方も違和感満載だったし
2人が特別な関係ではないかとジルも感じ取り、嫉妬したほどだったからだ。

クレールは女性であるローラが好きだった
ローラばかり男性にモテるという回想シーンも、初めはローラがモテてずるいな〜って思ってるのかと思いきや、どうやら違うようだなって気づき始めます。
ローラを誰にも取られたくないという嫉妬心だったのだとわかります。

ローラを亡くしたクレールは彼女のようにショッピングを楽しめる女友達のようなヴィルジニアに恋をしてしまう。
けれど結局は女性としてのヴィルジニアでないとだめということ。

一方、自分は女性なのだと気づいてダヴィッドは、恋愛対象は女性
唯一自分を理解してくれるクレールに恋をする
けれど、彼女は結局男性であるという自分を愛そうとはしなかった。

というようなお話だと思ったら
ラストにびっくり。
え?!?!
クレールのお腹大きいのは?!
結局実は男であることを受け入れながらクレールはヴィルジニアを愛したのだろうか
それともジルの子なの?!?!

最後まで楽しめた作品でした。
美しいけど人間の性のどうしようもなさが表現されていました。


まあ、とにかくジルが中身も外見も全てイケメンなのでジルに幸せになってほしいです!!!!笑
何も女装して母親役をやること無いじゃんと思ったら事情が違ってた。
その複雑すぎるダヴィッドの個性に戸惑ってたクレールが、係わってる内に覚醒しちゃった訳。
ちゃんと行間も読んでるつもりなんだけど不思議な感覚で圧倒されてた。
変わった形で描いたLGBTの世界と言ったら・・・・怒られる?
エンディングはどっちに解釈するんだろうか。
ここがポイントです。
Koty

Kotyの感想・評価

3.7
美しい、美しい映画だった。
大人になっても、片方が亡くなっても続く少女2人の友情。
情感たっぷりの音楽が涙を誘う。

片割れが妻から夫にすり変わってもそのどこか密接過ぎる関係は変わらず、傷を癒やしていく物語でもありつつ、共依存であるとも思った。

最後はどっちなの…

このレビューはネタバレを含みます

クレールの気持ちになって観てたから、女装がバレないかドキドキしたし、旦那に浮気を疑われて怒られたときは胸が苦しくなった。個人的にクレールの旦那が好みでかっこよすぎて、余計に隠し事してるのが辛かった。色々捉えられるラストは私はクレールにはジルとは別れないで欲しかったけど、ダヴィッドと一緒になったような気がするなあ…ダヴィッドがヴィルジニアとして本当の自分で生きられるようになったという点ではハッピーエンドだけど、個人的には後味は結構悪い。
Noah

Noahの感想・評価

3.7
彼女が憧れた彼女の彼は、彼女になりたくて…。

あいかわらずフランソワオゾンはこじれまくった人物やストーリーを書かせたら一級品で、しかも自分達の価値観とかけ離れてる訳ではなく、心理を追っていけるからすごい。

ヴィルジニアの葛藤と解放もそうだけど、クレールの隠された気持ちとその解放の部分もとても美しく、魅力的なストーリーだった。

フィリップロンビは相変わらず神。

このレビューはネタバレを含みます

ラストヴィルジニアがつけてた結婚指輪が以前つけてたのとは違う飾りのついたリングだったから、クレールと結ばれたんだろうな。

色々な形の愛があっていいけれど、ジル報われなさすぎじゃん。?。。。めっちゃいい旦那じゃなかった?一回は浮気したって疑っちゃったけどその後もダヴィッドのこと理解してたみたいだし。。
まあそう言うことじゃないんだろうけど。。
嫁がテニスのところでヴィルジニアが恋しいって言ったの、旦那がダヴィッド(ゲイ)に取られるの嫌だから?とも思っちゃった。
まあゲイじゃないんですけどね。

性の在りどころはカテゴリーになんて分けられない‼️愛があれば良くない❓って感じはよかったですけど、なんかどろっとしてた。

8人の女たちがよかったんで立て続けにオゾン作品2本見ました‼️

マア〜好みが好みじゃないかって言われたら好みではなかった‼️
上旬

上旬の感想・評価

3.7
【第40回セザール賞 主演男優賞、衣装デザイン賞ノミネート】
フランソワ・オゾン監督作品。倒錯的で複雑怪奇な愛の物語。

最後の処理など映画的な演出が行き届いた作品であるし、鏡の使い方など何気ないけど上手い。

最初からこのヒロインに実はある同性愛的欲望や憧れが加速していく、露呈していく様が興味深い。

とはいえあまりにも倒錯的でリアリティがあるとは言えずそこまで感情移入できなかったのは事実。
ARIGATONA

ARIGATONAの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

クレール ダヴィッドとも
亡くなったローラの存在という中で
"本当の自分"に気づき
共に過ごすようになるまでのお話。

自分の生きやすさに気づけたのならそれは素晴らしいことだと思います。
クレールはなんか惜しい気がしてならない。ホテルであんなひどいこと言うなんて!って思うし、ジル報われて欲しいです。
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