最高だった。
フランソワ・オゾン作品、初だった。
「アデル・ブルーは熱い色」をはじめとした同性愛の作品に最近惹かれていて、それを映画好きの知り合いに話したら、フランソワ・オゾンを勧められた。
作品自体は冒頭から引き込まれる構成になっていて、話しがどんどん予想外の方向にいく感じがよかった。
トランスジェンダーであり、同性愛である男性の話しだが、もし彼が女装をしなかったら、一見普通の男と女のストレートのカップルにみえる、ということを考えさせられた。
性とはなんだろう、LGBTというカテゴリー自体の危うさ、を感じられた。
フランス映画は性の描き方がとにかく好き。
P.S.邦題はネタバレな感じだし、どうにかできないのかな?とも観ながら思ってしまいましたが、そんなどうでもいいことを忘れるくらい、話しの内容が濃くて好きな作品でした。
フランソワ・オゾン作品、ハマること確定です。
あと、とにかくラファエル・ペルソナかっこよすぎました。