このレビューはネタバレを含みます
海外公開もされたピンク映画。New Tokyo Decadence.
ただのAV紛いのエロ映画と切り捨てるつもりはないが、SMに興味が無いので「つまらないあたしのどうでもいい物語」という副題通り、ストーリーは中身が薄くホントどうでも良かった。
主演女優は服を着てるより裸の方が綺麗に思えて良かった。演技も悪くなかった。
セックスが見たいだけならAV見ればいいと思うけど、邦画におけるセックスシーンは大概喘いだりしないので、その辺はピンク映画の方がまだリアリティがあるかもしれない。
寒空の下、裸で木に緊縛されて吊るされて放置されたまま終わるラストはシュールで、妙に美しく見えるが、それだけで、世界観が変わるような何かが響いて来るほどでもなかった。