若年性アルツハイマー病と診断されたアリスの物語
何の病気にせよ自分に…あるいは大事な人に突然降り掛かる出来事である
いくら体調管理に気を付けていても
突然にやってくる
こんなはずじゃ…と自責の念に駆られ
家族に迷惑は掛けられないと
頭では考えていても病状は日に日に悪化し
家族を頼らなければいけなくなる
アリスの切実な思いや
病状の変化していく様子を
ジュリアン・ムーアの名演技で魅せられる
講演会でのスピーチがこの作品の見どころ
とも言えるくらい素晴らしくて
自然と涙がこぼれました
今まで生きてきた記憶が徐々になくなってしまう恐怖は
考えたくも無いけど本人も周りの家族も
きっと辛いはず
だが命ある限り闘っていかなければならない…
アリスを演じたジュリアン・ムーアが
自然体でしかも力強く演じている感動作でした