この監督の作品は本当に私好みかも。
「トラフィック」以来大ファンのベニチオ・デル・トロがまたも麻薬をテーマにした作品に出たということで、かなり期待値上げてみましたが、全く期待を裏切らない素晴らしい映画でした。
派手なアクションなどはなく、静かに話が進んでいくからこそ、これから何か悪いことが起こるんじゃないか、っていう緊張感がすごくて、かなり怖かった。
メキシコの治安の悪さはニュースでも取り上げられているから、余計に怖くなる映画でした。
善と悪の境界線について、かなり考えさせられる。悪をもって悪を制する、ということが必要な時もある。
ベニチオ、本当にかっこよかった。