「メッセージ」にやられたのでドゥニ・ヴィルヌーブ監督作を観ようと本作を選んだのですが…
面白い!最高!素晴らしい!久しぶりに震え上がった。
正義や理想といった所謂「きれいごと」が全く通用しない恐るべき社会。
最初は理想に燃える女性FBI捜査官が厳しい現実に対面して、切磋琢磨しやがてそこでのやり方を学ぶアクション映画ぐらいに思っていた。
しかし衝撃的なラストシーンを迎え、原題を目にして震える。(会いたくて)
うまい!うますぎるぞ!
ベニチオ・デル・トロ、ジョッシュ・ブローリンも素晴らしすぎる(顔が)。エミリー・ブラントのちょっとナーバスな感じも役にぴったりだった。
そして「メッセージ」に続いてヨハン・ヨハンソンの音楽も素晴らしい。
深夜番組のクレイジージャーニーでメキシコ麻薬戦争のやつを見てたので本当にリアルだった。
その番組でも見せしめの為にか死体が放置されてあったり、武装した自警団が実は恐怖の存在だったり…
ドゥニ監督とヨハン・ヨハンソンが挑む「ブレード・ランナー2049」に期待が膨らむ。
「ダブルボーダー」「L.A.大捜査線/狼たちの街」「フレンチ・コネクション」とか観直したくなりました。