わだげんた

ボーダーラインのわだげんたのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
3.6
続編が公開された事もあって気になっていた作品。

アマゾンプライムにあったので、そのうち観ようと思ってたら…。

ガーン( ̄□ ̄;)!!、アマゾンプライムから外されてる!

で、しばらくほっといて、知り合いと映画の話をしてたら、この映画の話題が出て。続編も含めてやっぱり観といた方がいいかも、となって、有料でもいいか、と思いつつ、アマゾンのページにいくと…。

ぎょぎょ(;゚∇゚)、プライムになってる。

あれって、プライムになったり、ならなかったりするんですね。。。

「ブレードランナー2049」とか「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作ということで、これは期待がもてるぞ、と自らのハードルを上げつつ、鑑賞。

エミリー・ブラントさんは『クワイエット・プレイス』の印象が強いですが、今回の役どころはエリートFBI捜査官。

この映画の大きなプロットとして
”メキシコ麻薬カルテルを殲滅する”
というのがあるので、なんとなく『ゼロ・ダーク・サーティ』や『ハート・ロッカー』のような作品を思い浮かべながら見ました。

主人公が勇ましくもあり、さまざまな要因での悩みを抱えつつ、大きなミッションをこなしていく…。そんな作品。

ところが!

メキシコの麻薬戦争を描いた作品はたくさんあるとは思うけど、今作はそんな音大を正面から描きつつも人間関係にひねりを加えた作品となっております。

まず、一応の主人公であるエミリー・ブラントさんですが、劇中の彼女は自分の役割が何かわかっていない。周囲に振り回されっぱなし。

なんかよくわからない(一応自分で決断して入るんですが…)チームに入れられ、チームのメンバーはなにやらわからない行動に出て、ほんとにわけのわからない銃撃戦に巻き込まれて…。

終始、自分の役割がわからず、キレたり、凹んだり、男に走ったり…。

なんか、もう活躍しない、というか活躍させてもらえないヒロイン。

その一方でチームのサンダル履きリーダーのマットと謎しかない隊員アレハンドロは拷問したり、戦闘したりでやりたい放題。

まあ、実質的な主役はこの二人なんでしょうね。

ラストにエミリーさんのこの映画での役割がわかるわけなんですが…。

トホホ、そんな役回りだったのね。。。

映画自体は面白かったです。でもこの続編ってどうなるんだろう…、と思いつつ…。

『ソルジャーズ・デイ』はあんなことに! 続きは『ソルジャーズ・デイ』のレビューにて(笑)!
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