あきぴんく

ディバイナー 戦禍に光を求めてのあきぴんくのレビュー・感想・評価

3.3
過去鑑賞記録

ラッセル・クロウ初監督作
オーストラリアの悲しい戦争の跡

ディバイナー
それは占い棒などで井戸(水脈)を見つける人、超自然的な力・知識を得る人

ガリポリの戦いで3人の息子を喪った夫婦
妻は4年たった今も夫に怒りをぶつける
なんとか3人をオーストラリアの地に帰したい
遠いトルコへと旅に出る



多くを語らず回想シーンなどを交え少しずつ息子の眠る地に近づいていく
多くのオーストラリア人が亡くなった戦い
連合国軍として遠きトルコでの戦いにオーストラリアやニュージーランドからの参戦があったとは知らなかった

オーストラリアの過酷な自然
ラッセル・クロウのこだわりを感じた

子供たちが好きだった魔法の絨毯のお話が彼らの勇気の源となっていたが、イスラムのお話だというのが皮肉でもあり上手い

宿の女主人、男の子、おじいちゃんパートは癒しの時間
オルガ・キュリレンコは気の強い、でも優しいって役がいつも抜群

全編、父の想いが熱い!

最後のコーヒーにやられた☕
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    あきぴんく

    あきぴんく

    センスのいい邦題ってステキ🐦 イーサン・ホークと同じ1970年生まれ 観たことすぐ忘れちゃうので以前観た映画を含めちょこっと書き残していきます