19世紀半ば、実際に実在した人物の話です。
綺麗に脚色がされていますが実際にはとんでもない人でした。
導入部から始まる音楽ですぐにこの映画に引き込まれます。
いろいろなことに差別的な世の中で、身体的特徴等でひっそりと暮らしていた人たちが、他人からの差別や偏見を一切気にせずに、心の底から毎日笑える居場所が出来ること、悲しかったことや辛かった時があるからこそこうして今笑えている、といった表現が映画を通し伝わってきます。
どんな人にも劣等感や人と自分を比べてしまう時があると思いますが、
人間の弱い部分をうまく表現し、出演者たちの歌唱力で感情移入がしやすくなっています。
ディスクで購入して特典映像を観るとキャストやスタッフがこの映画にどれだけの熱を込めたかがわかります。極力CGを使わず、何度も繰り返し観れるようにたくさんの工夫がされています。
この映画における全てが大好きです。
大切な事は映画から学んだと言う際は、この映画を出すことにします。
2023/12/30 新宿ピカデリー
2024/1/5 新宿ピカデリー
2024/11/3 アクアシティお台場