マオ

グレイテスト・ショーマンのマオのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
4.0
撮影始まった何年も前から楽しみに待っていたので公開初日にIMAXで堪能してきました!!
Zac Efron久々のミュージカルとなったら期待せずにはいれない。最近の作品でもちょいちょい歌わされてたけど、がっつりミュージカルな作品はHAIRSPRAY以来で、久々に下ネタもなし筋肉セクシー要員じゃないTHEミュージカル!なZacはわたし的に胸熱すぎて映画関係なくただ嬉しくて引くほど泣いた笑
ずっとファンでい続けてきたけど、こういう煌びやかな世界にいるZacが懐かしくて改めて好きだなと思った。

オープニングの盛り上がりで一気にP.T.バーナムのエンターテイメントの世界に連れていかれる。
内容はテンポよくほいほい進むので見やすくはあるが、若干の物足りなさというかもう少し各キャラ掘り下げてたらもっと引き込まれて感情移入できていたかなと思う。
ただわたしは、Zac Efron大好き贔屓ありきの目がミュージカルだった為いつもより数倍濃いめだったので、普通にもう一回見に行きたいレベルで気に入った。
個人的に「HAIRSPRAY」「美女と野獣」っぽさを感じた。

100%でなくても今でこそ多様性や個性が認められているが、当時は人々からの迫害、偏見の目や風当たりが強い。そんな中でもそういった人と違う"ユニーク"な部分も恥じることなく自分らしく生きていいんだよ!というメッセージ性にすごく心打たれた。
「This Is Me」ボロボロ泣いてしまったわ。。ZendayaがZac睨みつけながら歌うとこも良かった。

わたしが今作で一番好きな曲が「The Other Side」
各ミュージカル映画でもこういう掛け合いの部分好きなので、HughとZacのアップテンポで歌って踊る掛け合いは最高すぎた。
パンフレットに 西部劇の打ち合いのようにしたかった みたいに書いてあって納得。あそこめちゃくちゃワクワクする。
Zacちょい嫌味な坊ちゃん役が本当に似合うなあ〜〜

「Rewrite the Stars」も良かったなあ。
ディズニーチャンネル出身のZacとZendayaの2人で歌う美しく切ないラブソング。あの空中ブランコも本当に2人で演じてるとのことで魅了された。Zendayaすごく綺麗。
2人の初めての出会いで、目があった瞬間に恋に落ちたあの表情もたまらなく素敵だった。。
ただ、2階に壁をはって(?)登るZacが急にいつものゴリラ化してちょっと笑ってしまった笑(褒めてます!!!)
ああZac Efronと空中ブランコしたい人生だった!!

とにかくHugh Jackmanの善人な部分がにじみ出ていて、レミゼの時もだったけど、全身全霊の喜怒哀楽の表現が素敵。(全力疾走してる時のHughがめちゃくちゃ強そうだった笑)
ララランドの音楽チーム!という宣伝が強すぎるせいか監督や制作チームも同じと思っている方が多そうで、ララランドと比較した感想を目にするのが若干複雑ですがまあ監督もテイストも違うし、純粋にミュージカル映画としてたくさんの人に愛される作品であればいいなと思いやした。
結論として、歌って踊るZac Efron最高です。
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