Kambara

グレイテスト・ショーマンのKambaraのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
4.9
現時点で6回鑑賞・今後も見る予定

まずこの映画は、作中に出てくる、観客目線で見るか、新聞の評論家目線で見るかによって評価が分かれるのではと感じた。

私が初めて見た時は観客目線だった。恐らく劇場でこんなに心が踊ったのは初めてかもしれない。それほどまでに胸が躍る高揚感を感じた。

しかし、レビュー☆1.0の評価には「物語がお決まりだ、薄い」「批評家の評価は低い」「設定にモラルがない」「楽しめる人が多いことに気持ち悪さを感じる」「音楽を楽しむなら生のミュージカルや、コンサートに足を運ぶべき」
と痛烈な言葉が並んでいた。

冷静になればこうした人々の意見も納得がいく。「確かにそうなんだけど...」といった具合で。

ただ、そうすると夢中になっていた私がバカみたいではないか。これに批判に反する様に2回目、3回目も夢中になって観た。5回目は自分で設定した音響で観た(映写部門の仕事です)。見る度に役者や現場スタッフたちの情熱を感じた。熱狂した。

普段映画を観る時、「こう繋がるのか」「今のはオマージュだ」と分析しながら見ることが多いが、この映画は「面白い!」の感情しか湧かなかった。幼少期にトムとジェリーや、チャーリーとチョコレート工場を観た時のよう。つまり、映画を楽しむ原点を再認識することができたということだ。

人には人の意見があり、尊重すべきだが、その上で「自分の意見」を持ち、抱いた気持ちを大事にしようと思った。

みなさんのレビューのお陰で、映画の見方について深く考えることが出来た。それも、この作品あってこそである。故に☆5。