期待しすぎた。
予備知識ほぼなく見て、大人版ハイスクールミュージカルじゃないか…って思ってたらほんとにザックエフロン出て来るし。
展開がみえみえで、話的にはそこまで内容は濃くないように感じた。歌とダンスは素晴らしいけど、言い方悪いがそれでごまかしている感じ。
最終的にはハッピーエンド?なのだが、ほんとにこの映画はそれでいいのか?というか、都合よく解釈しすぎだし、そんなうまく行かないでしょ現実。って思ってしまった。実話らしいけど。実話ならもう少しドラマあっただろうに。
すごく気持ち悪かったのは、
みんな同じ舞台に立ってるというが、何かしらビハインドを負った人しか立っておらず、そこに一般人はいない。(客席から見ている)。それが本当に平等と言えるのかと思った。
でも、彼らは居場所を作ってくれたからそれがいいんだという。…本当か?
どうにも入り込めず、途中から映画館をでたくなってムズムズしてしまった。
レミゼラブル・ララランドがめっちゃ売れてから、こういう(歌って踊る)映画、多いよね。どん底からの成功体験のプロセスってドーパミン超出るらしいから、人間の構造的に(半ば強制的に)こういう映画はみんな好きになるんだろうな。
映画というか、演劇エンターテイメントですな。