映画の展開や雰囲気を一言で形容するならミュージカル風ウルフオブウォール・ストリートでしょうか。皆さんも言っているように、物語の展開が早く、バーナムはトントン拍子に成功を収めていきます。マダガスカル3のような紆余曲折を経徐々に絆を深めてショーを完成させるストーリーを想像していたので、早い段階で売れる展開には少々驚きました。でも私はこれはこれで結構好きです。
内容はというと、かなり薄っぺらいし筋が通らない部分も多々あります。立てられたフラグもあまり回収されておらず、そこが気になったりして感動はあまりしませんでした。ですがパフォーマンスは流石としか言いようがありません。カメラワークが巧みでキャスト全員ダンススキルと歌唱力が高く、Never Enoughは無論鳥肌がたちました。
評論家からの低評も大衆からの高評もどちらも頷けます。映画というよりかはMVとして楽しむべき作品。
