6トン将軍

グレイテスト・ショーマンの6トン将軍のレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
1.5
ララランドって凄かったのね。
この映画は平凡。

ミュージカル映画なので、ミュージカル部分さえよければ問題ないが、ダメだった。
ミュージカル部分は、映像のつなぎ方、色合い、集団ダンスのエネルギー感が大事。
しかし、本作は、どれもダメ。

映像のつなぎ方は、壊滅的に下手。
ぶつ切れすぎて、音と映像がつながっていない。
もうちょっと長回しにしたり、つなぎを工夫したりすべき。

マイノリティーの話だからしょうがないけど、キャストの見た目が悪い。マツコDXみたいなデブ&ブスは、映画でわざわざ見たくない。気持ち悪い。

時代設定が古いからかもしれないけど、ボロ切れのような衣装と、地味なメイクもどうにかしてほしい。綺麗とはいえない。

色調が暗いというか、画面暗くしたり、霧で、映像をごまかしすぎ。
暗くすれば細かい部分をごまかせるけど、手抜きすぎ。

集団ダンス。マイノリティーを戦いのエネルギーが皆無というか、嘘っぽい。もっと、キング牧師のドキュメンタリーとか見て、演出を工夫した方がいい。

結果。
映像のつなぎ、画面の綺麗さ、ダンスのエネルギー。
全ての部分において平凡。

■良い点
サーカスとミュージカルの組み合わせはいいね。
火の輪くぐりとか、動物とか。そういう、設定は良かったと思うけど、演出などの出来上がりは微妙。
6トン将軍

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