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グレイテスト・ショーマンのshotaroのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
4.0
やっぱり音楽映画とかミュージカル映画とか気分の乗り方が違う。
っていうのはいつも書いてるし、そういう映画はいくらでもあるだろうけど、この映画の見所は起承転結で"承"の時点で本来の映画なら結べるところを、1回落として新しい考え方で終えているところだと思う。

構成自体はシングに似ていて音楽という共通点もある。資本主義的考え方で成功した後に価値主義というかお金で見えなくなっている本来の本質的なことに仲間の支えがあって気づくみたいな。割とベターではあるが。
そこに身体のサイズやフォルムが異なる人を起用する事で強調してるのかなーと。
社会主義→資本主義→?の今の変換点であるからこそみんなの期待もありつつはまっているところもあるのかもしれない。

this is meが個人的に1番好きだった。
実際中盤で大きな見せ場がきてるから全体で見ると後ろの結びが弱くてぼやけてる感じも否めなかった。観る人によっては主人公の奥さんにも感情移入できそうだし、色んな方向から観れる。
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