このレビューはネタバレを含みます
初っぱなから演出サイコーだし、どの歌もカッコよかった(個人的には髭女の美声に惚れ惚れしてました)
像のCGは笑ってしまいましたが、サーカスの華やかさが、とてもとてもキラキラしてて素敵でした(サントラ買おうか迷うほど)
主人公バーナムの自信満々な性格と口のうまさに圧巻され、話もリズミカルに進んでいきます。すごいテンポよかった…本当に観ててあっという間
オペラ歌手のジェニーすんごい美しい、けれど秘められた承認欲求の闇(幼少期に植え付けられた埋まらない穴)が実は大きくて、、
バーナムと幼い頃の境遇が似てることや、奇抜なことをして注目やお金を集めて承認欲求を満たそうとする?ところにも惹かれて、共依存になろうとしていたのだろうか、、と考えるとちょっと恐ろしくなりました
ジェニーにコンサートを中断され、さらに街の抗議集団から放火されてサーカスの建物は全焼するけれど、最後は団員たちに励まされ、また奮起して成功を収めて家族の絆も深まって、めでたしめでたし、という王道のハッピーエンドですが、とっても濃ーーーい人間描写や感情が交差する映画です
もう一回観たいかも