動機はなんでもいい。ただ直感を信じたい。
やっとみることができた作品。マイノリティを扱っているときいていたが、こういう扱い方なんだな、とみていて新鮮だった。
ただの自信家にみえて、ストレートに自分の感情を表にだしている人、というイメージ。
それが善人なのか悪人なのかは二次的な判断で、あまり重要ではないと思えた。
だれかを救おうとか、だれかのためにとかというように綺麗な理由はなくても、お金持儲けの目的が、最終的に人の幸せにつながっているのは素敵だ。
それはもともとは主人公が家族のために、とくに奥さんのためを思って生きてきた生き方によるとも感じる。
自分を体現したいと思えないのは、それほどのハンディを負っていないからなのかもな、とも感じた。
あの爆発的な発想力と想像力と根性を見習いたい。