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アサシン クリードのおふとんのレビュー・感想・評価

アサシン クリード(2016年製作の映画)
3.3
ゲーム原作の映画です。
僕も原作ゲームはほとんどやっているので楽しみにしていましたが…、
悪い予感が的中してしまった感がありますね。

「アサシンクリード」という作品の何がゲーマーを惹きつけたかというと、美麗なグラフィックで再現された中世の街並みと、その中を走り回るパルクールアクションの爽快感、ステルス要素、暗殺、な訳ですよね。
実は原作ゲームでは現代パートはそれほど重要視されておらず、メインストーリーや難解な設定がウケていたわけではないんですよね。
ゲームの時点で「現代パートはいらない」とまで言われていたくらいですし、
僕も何なら、映画化にあたって現代パートを無くしてもいいんじゃないか、と思っていました。

しかし、蓋を開けてみれば、その難解で地味な現代パートが予想以上に多い。
これも、ゲームをプレイしている人間ならばついていけますが、ゲームをやっていない人はストーリーを理解することすら難しいのではないでしょうか。

中世パートはと言えば、これがかなり原作再現度が高く、パルクールやアサシンブレード、イーグルダイブなど「ゲームでやったやつだ!」って感じで、個人的には大満足でした。
だからこそ、もっと中世パートで様々なミッションを見せてほしかったな、というのが正直なところです。
続編を匂わせるような終わり方でしたが、ここから現代パートメインのストーリーに行くとしたら正直厳しいですね…。
「アサシンクリード2」や「アサシンクリード4」の世界観も見てみたいですけどね
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