はるひら

アサシン クリードのはるひらのレビュー・感想・評価

アサシン クリード(2016年製作の映画)
2.5
もとアサシンなので視聴

映画本編を見に行ったら、壮大な導入を見せられた気分。

この作品、原作がある。ご存知アサシンクリードシリーズである。この映画はその壮大な世界を描く序章、いわばイントロ的な立ち位置の作品のように思える。
世界観やストーリーがわかり辛いという評価が目立つが、かなり丁寧に描いてくれてるので僕自身はそのように感じる事はなかった。
しかし続編前提でストーリーが進んでいくため、張られたままの伏線が多く消化不良に感じられる部分が多々ある。

パルクールやアサシンアクションはとても良く、ゲームの動きを非常にうまく実写に落とし込んでいる。
見ていて本当にスカッとするし、明日から袖に刃物を仕込みたくなる。

ただ、過去と現在を行き来するストーリーの都合上、映画全体のテンポが悪い。また周りのキャラクターをもうちょい掘り下げるべきだと感じた。急に死なれても全く感情移入できないし、人間関係が見えてこない。

アクションがスーパー格好いい作品。ストーリー的な部分は続編に期待!
はるひら

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