レフン監督は感覚派なんだろうなぁ
「自分の観たい映像を作る」と美を追求した本作の色彩感覚は確かに目を見張るものがあると感じる
インタビューでは監督自身の色覚障害のためコントラストが強調されるとも言っている
それに加えてのホラーだからより画面に惹きつけられる
モデルというのは、オーディションに落とされるとまるで自分の人間性まで否定されたように感じて、余計に憎しみや嫉妬が生まれやすい環境にあるのかなと思った
ショーのシーンで光が点滅する演出があり
ギャスパー・ノエの『irreversible』の狂気的なかっこよさをふと思い出したわけだが
実は両監督には親交があるらしく
カールグルスマンの配役もそこから発生したという
その演出に直接関係あるかは分からないが